男の料理3 2019 3 17

「包丁を使わない料理」(チャーハン)
 年を取ってくると、多くの人が認知症を気にするでしょうが、
一方で、「私は会社勤めをしていて、
十分、脳を使っているので、認知症など関係ない」と考える人がいるかもしれません。
 しかしながら、会社の仕事は、意外にも認知症予防にはなりません。
会社の仕事とは、ある程度、パターン化されていますので、
脳に対する刺激にはならないのです。
 いつもと違うことをする。
男の料理は、ちょうどよい刺激となるでしょう。
 以下は、私が独身で一人暮らしをしていた時に作っていた方法に、
最新の調理材料を使う方法に変えたものです。
(材料)(一人前)
ごはん(2杯分)(前日の残り)
ミックスベジタブル(味の素冷凍食品)
スティック焼豚(プリマハム)
炒飯の素(あみ印)
卵(1個)
炒飯油(J-オイルミルズ)
(下ごしらえ)
1 ミックスベジタブルは冷凍なので、レンジで解凍しておく必要があります。
2 ごはんは、冷蔵庫にある前日の残りを使いますので、
レンジで温めておく必要があります。
温めることで、ごはんをほぐしやすくします。
(炊き立てのごはんは、水分が多いのです)
3 卵は、器に入れて、かき混ぜておきます。
(作り方)
1 フライパンに大さじ1杯の油を入れて加熱します。
2 フライパンが温まったら、3の卵を入れます。
3 卵が半熟のうちに、ごはんを入れて、フライ返しで、よくかき混ぜます。
フライ返しは、二つ用意して、両手でかき混ぜたほうが楽です。
4 ごはんがパラパラになってきたら、
スティック焼き豚と1のミックスベジタブルを入れて、よくかき混ぜます。
5 最後に、炒飯の素を入れて、よくかき混ぜたら、完成です。
(応用)
1 ミックスベジタブルに替えて、長ネギを使うと、パラパラになります。
(ミックスベジタブルから水分が出て、しっとりとしたチャーハンになります)
2 5で、醤油をフライパンに数滴たらすと、香りがよくなります。
(注意)
 一人前ずつを作りましょう。
まとめて、二人前、三人前を作ろうとすると、パラパラになりません。

男の料理2 2019 3 10

「包丁を使わない料理」(焼きそば)
 長い人生。
「私は、企業戦士として働き、もう体はガタガタだ」と思っていても、
妻は、それ以上にガタガタだったということもあるのです。
仕事で忙しくて、妻の健康状態に気づかなかったということがあるでしょう。
毎日、忙しそうに働く夫を見て、妻は「体の調子が悪い」とは言いにくいものです。
 子供の頃に夜祭の屋台で食べた「焼きそば」。
そういうものを食べれば、少しは元気が出るかもしれません。
 しかし、家庭で「焼きそば」を作ると、
屋台の「焼きそば」とは、似ても似つかないものとなります。
家庭の「焼きそば」は、水気が多くなり、べちゃっとした感じでしょう。
豚肉も固くて臭みがあるでしょう。
これを屋台風にするには、コツがあります。
(材料)
マルちゃん焼きそば(東洋水産)
豚肉(適量)
油(大さじ1杯)
カット野菜(野菜炒め用野菜)
(作り方)
 これで「マルちゃん焼きそば」の袋の裏面に書いてある方法で作ると、
水気が多くなり、べちゃっとした感じで、豚肉も固く臭みが残ります。
そこで、どうすれば屋台の焼きそばになるか。
1 まず、豚肉は、フライパンで水煮します。
フライパンに適量の水を入れて、温まってきたら、
豚肉を入れて、軽く煮ます。
肉から赤色が消えたら、引き上げて、キッチンペーパーを置いた取り皿に移します。
フライパンを洗って、キッチンペーパーで拭いて乾かします。
2 焼きそばの麺は、袋から取り出して、皿に盛り、レンジで温めます。
これで麺が少しほぐれます。
3 フライパンに油をひいて、2で温めた麺を焼きます。
少し焼き色がついたら、裏面を焼きます。
これを何度か繰り返しているうちに、麺全体がほぐれます。
4 3にカット野菜と1の豚肉を入れて、炒めます。
5 ある程度、炒めたら、粉末のソースを入れて、
かき混ぜながら炒めると、完成です。

男の料理1 2019 3 3

「包丁を使わない料理」(角煮)
 なぜ、男性は、料理をする必要があるか。
実は、「昼食」が「熟年離婚」の原因になる可能性があります。
 基本的に、主婦の昼食は、粗末なものです。
たいていは、朝食の残り物を食べています。
 しかし、夫が定年退職して1日家にいるようになると、
昼食を正式に作る必要が出てくるのです。
 料理好きの人ならばともかく、
普通は、妻にとって大きなストレスになります。
 そこで、男性も料理する必要があります。
さりとて、包丁も使ったことがない男性が多いでしょう。
しかし、定年退職して、時間はたっぷりとある。
 包丁を使わず、しかし時間はかかるので、
主婦が作らない料理があります。
それが「角煮」です。
(以下は、私が若い頃に一人暮らしの時に作った手法です)
(材料)(3〜4人前)
「煮豚のたれ」(モランボン株式会社)
角煮用の豚バラ肉(300gから500g)
水(400cc)
油(小さじ1杯)
(作り方)
1 大きなフライパンに油を入れて、
強火で肉の表面全体に焼き色をつけます。
火を止めます。
2 「1」に水と「煮豚のたれ」を入れ、
中火で煮ます。
3 煮立ったら、「弱火」にして、
「落し蓋」をして、
時々、肉を返しながら、「弱火」で約40分煮込みます。
(注)
1 「煮豚のたれ」は、「焼き豚」を手軽に作るためにありますが、
「角煮」用にも使えます。
2 「弱火」で約40分のところは、火元に十分注意が必要です。
来客があったり、うっかり、うたた寝しないように注意しましょう。
(コツの1)
 上記の方法でも、十分、おいしく作れますが、
煮物は、食材が冷えていく時に、味がしみこみます。
 「3」で弱火で約40分煮たら、
火を止めてから、角煮が冷えていくまで、しばらく待つ。
 その後、つまり、食べる前に、
もう一度、温めればよいのです。
(コツの2)
 豚肉の臭みが気になるという人は、
水(400cc)ではなくて、水(300cc)と白ワイン(100cc)でもよいでしょう。
アルコール分が、豚肉の臭みを取って、肉を柔らかくします。


































































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